2006/10/03 (Tue)
 
我が家のちいさなちいさな樹の茂み 庭とも呼べないほどの狭い一角に
この秋も またハトはやってきて また巣をつくった。
ヒナは 2羽孵って すくすく育っていた。
2羽でおるすばんするようすや 親鳥から餌を啄ばむようすに 目を細めていたのだったが
春のときとおなじように また カラスか何かに 食べられてしまったのだった。
朝みてみたら 昨日まで元気だったヒナのうち 1羽は影も形も無くなっていた。
もう1羽は 巣のなかで息絶えていた。既に 沢山の蟻がたかっていた。
庭の片隅 万両の根元に お墓をつくった。
土に還ってゆくのだろう。赤い実の栄養になることだろう。
自然って ほんとうに 厳しいねえ。

→ハトにっき 2006 秋