2003/03/04 (Tue)
 
甘すぎないチョコレートブラウニーを ミルクたっぷりのホットコーヒーで 流し込む。
開店準備と並行して 朝ごはん。
朝に弱いのは 低血圧の所為か 夜更かしの所為か。

おしごとは このところ 良い感じに 忙しい。
とはいえ お昼時 ほんの1時間くらいのことだ。
かるいジョギングをしたあとみたいな 爽快な疲労感。

お昼ごはんは チャーハン。

夕方 電車に乗って 街にでかけた。CHARAのシングルを買うため。
それから コンビニに寄ってコピーを取るっていう用事もあった。
CDやさんでは まだ買ってなかった椎名林檎の『茎』というシングルがあって
手にとって棚に戻して を 幾度か繰り返した挙句 それも購入することにした。
お店を出てすぐ CHARAのCDの包装をぺりぺりと破いて 聴きながら 街を ふらふら。
あんまりこころに響いてこなくて なんだかさみしいきもちになる。

帰りの電車の発車を待つあいだ ケータイに入ってるテトリスを やってみた。
まえのケータイにも テトリスは標準装備されていて 一時期 とても嵌った。
新ヴァージョンのそれは 表示がわかりづらくなっていて 操作にも慣れなかったので
瞬く間に飽きてしまって なんだかさみしいきもちになる。

帰宅してすぐ コンビニに寄るのを忘れたことに 気付く。
近所のコンビニまで 歩いてゆくことにした。てくてく 歩く。
夜の闇。そらの星。家々のあかり。街灯。車のライト。自販機の眩しさ。コンビニの灯り。
タッチパネルを操作して 10部のコピー。
これで お店でお持ち帰りの商品につけるちらしが 90枚 作成出来る。

お風呂に入ったり 夜ごはんを食べたり。
いわしの梅煮が おいしかった。
犬の散歩をしたり 草gくんのドラマを観てめそめそ泣いたり。
こころがとてもつかれているようにおもう。

疲れ切っているのだが 眠れない。
眠いのに 眠れない。
なんだかさみしいきもちになる。なんだかさみしいきもちになる。

眠りにおちたのは また 明け方のことだった。
2003/03/06 (Thu)
 
CHARAの新曲は 聴き続けているうちに だんだん こころに 沁みてきたような気がした。
カップリングの曲の ドラムの音が 妙に気になったので クレジットをみてみたら
CHARAが 演奏しているのだった。
やっぱり やっぱり。

江國香織の 『モンテロッソのピンクの壁』 という絵本を 読んだ。
絵本なのに ちいさなこどもにはわかんないような 難しいことばが でてくる。
怠惰 とか 思慮深い とか 千載一遇 とか 哀切 とか。
さいごまで読んだら もの悲しい気持ちになったのだけれど
しあわせな結末なのだと 思えないこともなかった。
(なにが しあわせで なにが ふしあわせ?)
しんみり しんみり。

宇蘭に 8種混合ワクチンを 注射して貰う日だった。
犬は 待合室にはいった途端 小刻みに震え出し ひいひいと情けない鳴き声を上げ
診察台に乗せたら 逃げ出そうとして 注射を打たれたら ぎゃあおうと文句を云うのだった。
獣医にでかけた以外は ずっと家に居て だらだらしていた。
のんびり のんびり。
2003/03/09 (Sun)
BUCK-TICK Mona Lisa OVERDRIVE TOUR

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(SE) Continue

01 ナカユビ
02 残骸
03 MONSTER
04 BUSTER
05 無知の涙
06 LION
07 カイン
08 限りなく鼠
09 ASYLUM GARDEN
10 Tight Rope
11 BLACK CHERRY
12 GIRL
13 LIMBO
14 原罪
15 愛ノ歌
16 Mona Lisa

17 Sid Vicious ON THE BEACH
18 細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM
19 idol

20 MAD
21 極東より愛を込めて

(SE) Continuous

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2003/03/11 (Tue)
 
梅の花が たくさん 咲いた。
2003/03/12 (Wed)
 
水仙の芽が ずいぶん 伸びた。
2003/03/13 (Thu)
 
震度4の地震があったのは お昼ごろのことだ。
すやすやと 夢の中にいたわたしは 僅かに揺れ始めたときに 眠りから 覚めた。
横たわって目を閉じたまま ああ地震だなあ と のんびり 思った。
ぐらぐらと 強く揺れ始め ああこれは大きな地震だなあ と のんびり 思った。
頭のうえに なにか落ちてきて ああこれはずいぶん大きな地震だなあ と のんびり 思った。
それでも 横たわって目を閉じたまま 地震がおさまるのを じっと 待った。
逃げなくちゃ とか 頭を守らなくちゃ という気持ちが さっぱり 起きなかった。
このままこの家が倒壊して埋もれちゃうんならそれもいいなあ とさえ 思ってしまっていたのだった。
2003/03/17 (Mon)
 
紫陽花の みどりいろの 新芽。
満天星(どうだんつつじ)の ちいさな ささやかな 新芽。

まるくて大きくて赤い太陽が うすいピンクとクリームいろの混ざった西の空に 沈もうとするころ
まるくてうすっぺらくてしろい月が まだ明るい東の空に 浮かんでいた。

頭の上の空は みずいろで 南東から北西に向かって ジェット機が 飛んでいる。
ながい ひこうき雲が あらわれて そして 端から 消えていった。

灯油販売車の オルゴールは 月の砂漠。

絵を 描きたいなあ。
キーボードを 引っ張り出してきて 弾いてみたい。
マザーリーフを 買って 育ててみたい。
やりかけてる 世界史の問題集と イタリア語の問題集。
それから。それから。

頭ん中では いろいろ いろいろ 考えてる。
けれど なんか はじめようっていう 気力が。
たりない。たりない。

ただ すべて終わるのを じっと待つような 今日。

水仙の花が 一輪 咲いた。
2003/03/19 (Wed)
 
2003/03/23 (Sun)
 
『ラン・ローラ・ラン』を 観た。
はじめのうちは わくわく みていた。
音楽が よかった。
疾走する ビート。
はしりだしたいかんじ。
途中で ストーリーに 飽きた。
がんばって さいごまで観たけれど よくわからない結末だった。
こころに なにも残さない あっさりとした 映画だった。
たのしめないこともなかったけれども もういちど観ようとは思わないかんじ。
2003/03/24 (Mon)
 
キーボードを 引っ張り出してきて 弾いてみた。
『おとなのためのピアノ教本』 とかなんとかいうタイトルの本の 『きよしこの夜』 を 練習していて
なんとか両手でそれらしく弾けるようになったところで 飽きて やめて ずいぶん経っていた。
ひさしぶりすぎて さっぱり 弾けなくなってた。
右手と 左手が 一緒に動いちゃう。
別々の動きをしなくてはいけないところだというのに。

ラジオは そのあいだも つけっぱなしで いいかんじの音だなあ という曲が 流れてきた。
『PAIN』 という タイトルだった。
演奏しているのは 北海道のバンドで sleepy.ad (スリーピー) という名前なのだということを おぼえた。

http://www.mars.sphere.ne.jp/kusu/0204/artistnews/sleepy.html
2003/03/28 (Fri)
 
ハクモクレンの白い花が とおくにみえる曲がり角で 風に揺れて咲いていて
それはまるで オイデオイデと 手を振っているみたいで
目にした途端に うれしいきもちになって 誘われるように 歩いていった。

右手に カメラ付きケータイ。
左手に 犬3匹の 引き綱。
写真は うまく 撮れなかった。

気付くと そとはすっかり 春の景色で 樹々に ピンクやら 黄色やら 花が咲いていて
なんていう名前の花だろう? などと 考えながら のんびり 歩いてゆく。
お散歩するのが たのしい季節になったなあ。
2003/03/30 (Sun)
 
足の裏は つねに 痛いというか痺れているというか 違和感があるのだけれど
あちこち押してみると つよく痛むところが 2箇所 あった。
かかとの側面。外側と 内側。
足のツボ分布図 (厳密には ツボというよりも 反射区というものだとおもう) を みたら
そこは 卵巣と 子宮だった。
わるいところが痛むのだろうから やっぱりなあ と おもった。
足のマッサージはなかなか侮れない という気がした。

それよりも 睡眠をとることのほうがたいせつだと わかっているのに また 眠れずに 朝をむかえた。
眠る努力はしてみたので すこし ましだったと 思う。
とりあえず体を横たえて 目を閉じてじっとしていると ずいぶん 楽だった。
部屋の空気がだんだん朝のそれに侵食されてゆくかんじが すきだ。
喧騒と 眩さと。
不眠は足のどのあたりを揉んだら治るのだろうか と 思って 検索などしてみながら
そんなこと調べていないで早くお布団にもぐったほうが良いなあ ということに 気付く。

おやすみなさい。