2004/01/01 (Thu)
 
『あけましておめでとう』 が いつからか 云えない。
いったい何がおめでたいんだろう? という ひねくれた気持ちになる。
あたらしい年がやってきて また1年が はじまってしまった。
いったいあと幾度繰り返すんだろう? という うんざりした気持ちになる。

待ち望んでいるものは なかなか やって来ない。

初詣にでかける習慣は 無い。仏教も神道も 信じていない。

教会の牧師さんは外国人なのだけれど 日本語で書かれた縦書きの年賀状を寄越した。
『新年あめでとうございます』 という 書き出しではじまる。
『あめでとう』 のところがおもしろくて ちょっと笑った。
2004/01/07 (Wed)
 
夕方 まだ空が暗くならない頃に 犬たちの散歩を 小一時間。
大根や白菜が植えてある畑の横や 懐っこい柴犬が居る家の前を 通る。
つめたく冷えた部屋に戻ってくると 妹たちの帰りを待ちきれずに ファンヒーターのまるいボタンを押す。
だんだんにあたたまる部屋は ぬくぬくと居心地が良くて もう部屋から出られない。
このごろ 犬の散歩以外は そとに出掛けていない。
2004/01/12 (Mon)
 
アルミ缶とスチール缶を別々の袋に入れたり 洗った牛乳パックを鋏で切り開いたり
灯油ポンプをしゃかしゃか押したり 洗濯機をくるくる回したり
まいにちは そうやって 過ぎていくのだった。

店の忙しさは 日によってまちまち。
欠伸が出るほど退屈な日もあるし 息切れするほど走り回る日もあるし。
きょうは 息切れするほうの日。
2004/01/16 (Fri)
 
散歩しているあいだ 幾度も幾度も 空を見上げた。

何処かへ飛んでいくカラスの群れと みずいろの空。
名前のわからない鳥は 嘴とあしが山吹色で 全体的に黒く 羽の外側にすこしだけ白い部分がある。
どんぐりがたくさん落ちている樹のあいだや いちょう並木を通る。
制服のスカートのしたにジャージを身に着けた女子高生が 自転車で追い越していく。
EXILEのはなしをしている 男子高校生の集団とすれ違う。
樹々の枝の伸びているようす かたちのうつくしさに目を奪われながらすすんだ先に
鯉が泳いでいたり 水鳥たちが優雅に浮かんでいたりする 池がある。
鳥たちは 水に顔を突っ込んだり 池の周りの芝生にあがって地面を突付いたりしている。
その芝生に 3匹の犬たちと一緒に座り込んで ひとやすみする。

亜十夢は どういうわけか 芝生にやってくると転がりたがる犬で 今日も ごろんごろんと 転がりはじめた。
芝生は 池に向かって なだらかな下り坂になっていて そこを ごろんごろんと 転がっていくものだから
そのまま転がっていったら池に落ちるんだろうなあ と 思って 眺めていたのだったが
やっぱり 思ったとおり ざぶんと池に落っこちて そうして慌ててこちらへ跳ね返ってくるのだった。

ひこうきぐもを 5つ みた。
2004/01/21 (Wed)
 
日々勉強。

電話帳の か のページをひらいて 瓦 という漢字を 探した。
書けって云われると ボールペンの先をどっちに運んだら良いやら わからなくなるので こまっていた。
瓦 を 黒板に チョークで おおきく 書いておいてみる。
これで 領収証を書くとき 戸惑わないで済むだろう。

鳥の写真を載せているサイトをみてまわるのが おもしろい。
たくさん写真をみたけれど なかなか 姿と名前が一致しない。
散歩しているときも いろいろな鳥をみかけるのだったが ちっとも名前がわからない。
すぐにわかるようになったら良いのになあ と おもう。
2004/01/24 (Sat)
 
鳥の写真を載せているサイトをみてまわって お勉強してみたところ
嘴とあしが山吹色で 全体的に黒く 羽の外側にすこしだけ白い部分がある 名前のわからない鳥は
どうやら ムクドリ らしい ということが わかった。
31ねん生きてきて はじめて ムクドリの姿かたちを 知った。
電線のうえにたくさんとまっているのを ぼんやりみたりしたことはあったとおもうんだけれど
ちかくでみると イメージしていたのよりも ずっとちいさくて可愛らしいのだった。
そのほかの 池に浮かんでいる鳥たちが アヒルだかガチョウだか鴨だかなんなんだか まだ よくわかんない。
2004/01/30 (Fri)
 
★ ひだりうえのおやしらずは 歯ブラシをしっかり当てて丁寧に磨くこと (虫歯になりかけている)
★ このつぎ歯医者にゆくときは めがねケースを忘れないようにすること (また半年後に定期健診)