2005/06/13 (Mon)
 
ほしいものが ふたつ あった。
高枝切りバサミと コンポスト容器。
そのうちのひとつ 高枝切りバサミを 手に入れた。

売り場には いろいろな高枝切りバサミが並んでいたが 購入したものは 一際目を引くものだった。
刃先を包んでいる商品名等が書いてある厚紙に 超軽量600g と 大書されていたのだ。
ほかの ずらりと並ぶ高枝切りバサミの 半分の重量という軽さなのだった。
但し ほかのハサミたちが3mの長さまで伸びるのに それは 全長1.8mで それ以上伸びない。
高枝切りバサミにしては すこしかわいらしい奴なのだった。
となりに吊り下がっている商品は 3mまで伸びるし のこぎり型の替え刃まで付いているデラックスぶりで
それだのに ふたつはおんなじお値段だったので ふたつをかわるがわる手にとって 暫し悩んだ。
デラックスを取るか 超軽量を取るか。
超軽量は 持ってみると もうひとつよりも歴然と軽くて じつに使い心地が良いようにおもわれて
結局 かわいらしい奴 超軽量600gを 購入したのだった。

次の日 長袖のTシャツに着替えて 首にタオルを巻いて 麦わら帽子を被って 早速つかってみた。
金木犀も梅も葡萄も柚子も薔薇も蘇芳も南天もウメモドキも どれも出鱈目に伸びすぎていた。
うえを見上げ続けながら 黙々と切ってゆく。
ウメモドキは ちょうど花をふんだんにつけているところで 花のあとには赤い実がたくさんできるんだろうし
赤い実は鳥が飛んできて食べるんだろうし 切らずに残しておくことにした。
あとは おもに道路に飛び出しているところを切っていって あらかたととのえた。
椅子の上に立ち上がって頑張ってみたが 金木犀の天辺には 1.8mのハサミでは届かなかった。
デラックスなほうを買えばよかったかしら と ちょっとおもったのだったが
4時間くらい切り続けると 超軽量600gだというのに 腕も首も疲れ果てて痛くなったので
倍の重さのハサミでは もっと痛い目に遭ったのかもしれない。
とゆうか デラックスなほうのハサミも そのうち購入するかもしれない。
おひとつ 3129円という安さなので もうひとつ買ってもいいかもしれない。

切った枝や葉っぱは 軍手をした手で すこしずつ拾って丸めてぽきぽき折って 袋に詰めた。
切りたての枝や葉っぱは 折ると 青臭く匂いたった。あざやかなみどりいろのにおい。夏のにおい。

もうひとつのほしいもの コンポスト容器も できることなら手に入れたいのだったが
いかんせん うちには コンポスト容器を設置しておける場所が無いので 購入に至っていない。
まいにちの生ゴミを 堆肥に出来たなら どんなにか素晴らしいことだろう。
まずは コンポスト容器を置けるお庭のあるおうちを 手に入れなければならないのかもしれない。
2005/06/15 (Wed)
 
県民の日なので 無料開放される 県立美術館にでかけた。
『6月のイギリス ホガースからホックニーまで ―イギリス美術の250年』 という企画展がおこなわれていた。
うつくしい風景画 おもに油彩画をみられるものかと期待していったのだったが
こまかく描かれたモノトーンの版画や 聖書の一場面が描かれているようなものが やけに多かった。

そんな中で リチャード・ドイルの作品は 際立って素晴らしかった。
『シャーロック・ホームズ』を書いた コナン・ドイルの伯父さんなのだそうだが
絵本の挿絵を描くひとで とてもカラフルで すこしコミカルな 妖精の絵が 何点も展示されていた。
たくさんの蝶々やら そのほかの虫やら かたつむりやら 草やら花やら 妖精さんたち。
それぞれの挿絵のしたには 英語の文章も書かれていて 食い入るようにみてきたのだけれど
ところどころわかって ところどころわからなかった。

ウォルター・クレインというひとの絵も 印象に残った。
配色が鮮やかで 描線が独特で 文字もうつくしく描かれていた。

おもしろかったのは 地球の一部分を まるで切り取って持ってきてしまったかのような
ひとの背の高さくらいの一辺を持つ おおきなしかくい形の作品。
赤い崖の断面が じつにリアルに 美術館の壁に 再現されているのだった。
つくったひとの 名前は忘れた。

帰り際 ミュージアムショップで ポストカードを 2枚買った。

★ リチャード・ドイル 『妖精の国にて』より
(お花に乗った妖精さんが 12匹の蝶々にひっぱられて空を飛んでいる)
★ ウォルター・クレイン 『クイーン・サマー』より 薔薇の騎士
(しろい馬に乗った騎士 白と黒と赤と緑と黄色という配色)
2005/06/30 (Thu)
BUCK-TICK TOUR 13th FLOOR WITH MOONSHINE 追加公演
ライヴに行くときの持ち物として 忘れてしまうことが多いものが ボールペンで
今回もうっかり忘れてしまったので 買い求めた ファミリーマート 渋谷公園通り店。
会場に入ってから配られるアンケート用紙に いろいろ書くために必要なのだった。
開場してから 開演まで すこし時間があるので アンケート用紙を取り出して
本日の感想の欄とメンバーへのメッセージの欄以外を すっかり埋めてしまう。
住所だとか 名前だとか すきな曲を3曲だとか BUCK-TICKウェブサイトについてだとか。
そうして ライヴが終わったなら 本日の感想の欄とメンバーへのメッセージの欄を 熱っぽくすみやかに書き記す。
あまり時間がないので いそいで書いて いそいで係のひとに渡す。
駅までの道は すこし走ったり 早歩きをしたり。
100キロ先を目指しているので ぼんやりのんびり歩いているわけにはいかないのだった。
電車をいくつか乗り継いで ながいこと揺られて 日付けが変わるころ おうちに辿りついた。

------------------------------------------------------------------------------------

01 ENTER CROWN
02 降臨
03 Cabaret
04 異人の夜
05 サファイア
06 ALIVE
07 CROWN LOVERS Senorita
08 Goblin
09 Tight Rope
10 誘惑
11 キラメキの中で…
12 道化師A
13 Lullaby II
14 Passion
15 Doll
16 月蝕
17 seraphim
18 Mona Lisa
19 夢魔 -The Nightmare

20 ノクターン
21 die
22 悪の華

23 ROMANCE
(メンバー紹介)
24 DIABOLO
25 WHO'S CROWN ?

------------------------------------------------------------------------------------